「加齢(エイジング)」は、すべての人に共通する、時間とともに進行する生物学的なプロセスです。
かつて、それは避けられない「運命」として受け入れられてきました。しかし、近年の生命科学の急速な進展は、この見方を根本から変えようとしています。
最先端の科学が明らかにしつつあるのは、加齢は「単一の理由で起こる不可避な衰え」ではなく、「複数の要因が複雑に絡み合いながら進行するプロセス」であるという事実です。そして、そのプロセスには「介入の余地」があることも示唆され始めています。
この「加齢」という最も複雑な生命現象を理解し、介入するための羅針盤となっているのが、スペインのCarlos López-Otín(カルロス・ロペス=オティン)教授ら、この分野の世界的権威によって提唱された「Hallmarks of Aging(加齢の特徴)」という概念です。
2013年に9つの特徴が示された画期的な論文 (López-Otín et al. 2013) は、世界中の加齢研究の方向性を決定づけました。それから約10年、膨大な研究の蓄積を経て、2023年に彼らはこのリストを12の特徴へとアップデートしました (López-Otín et al. 2023)。

この最新の「加齢の設計図」とも言える12のHallmarksを、今回は概観し、今後、各項目について、より詳しく、わかりやすく解説していきます。
「Hallmarks of Aging」とは何か? なぜ重要なのか?
「Hallmarks of Aging」は、単に「歳をとると見られる現象」をリストアップしたものではありません。López-Otín教授らは、以下の3つの厳格な基準を満たすものだけを「Hallmark(特徴)」として定義しています (López-Otín et al. 2013)。
- 加齢に伴い出現する(Associated with aging):
正常な加齢の過程で、その変化が観察されること。 - 人為的に増強すると加齢が加速する(Experimentally aggravates aging):
実験的に(例えばマウスなどで)その変化を人為的に引き起こすと、加齢が早まること。 - 人為的に介入すると加齢が遅延する(Experimentally ameliorates aging):
実験的にその変化を改善・抑制すると、健康寿命が延び、加齢プロセスが遅くなること。
この3番目の基準が極めて重要です。
これは、これらの特徴が「傍観するしかない結果」ではなく、「介入可能なターゲット」であることを意味します。つまり、加齢を「治療や予防が可能な生物学的プロセス」として科学的に捉え直すための、具体的な「的(まと)」を示しているのです。
2023年版:12の「加齢の特徴」徹底解説
それでは、12のHallmarksを一つずつ見ていきましょう。これらは2013年からの9項目と、2023年に新たに追加(あるいは独立)した3項目に大別されます。
9つの「従来の特徴」(2013年版より)
これらは引き続き加齢の中心的ドライバーとして位置づけられている9つの特徴です。
1. ゲノム不安定性 (Genomic instability)
- 概要: 生命の「設計図」であるDNAに、傷や変異が蓄積すること。
- 詳しく: 私たちの身体では、毎日、紫外線、放射線、化学物質、あるいは細胞自身の代謝活動によって、DNAに無数の損傷(いわば「設計図の誤植やシミ」)が発生しています。若い細胞には、これらを修復する強力な「校正・修復チーム」が備わっています。しかし加齢とともに、この修復能力が低下したり、損傷の発生ペースが上回ったりすると、修復しきれない傷や変異がゲノム(遺伝情報全体)に蓄積していきます。これが機能不全やがん化のリスクを高めます。
2. テロメア短縮 (Telomere attrition)
- 概要: 染色体を保護する「キャップ」であるテロメアが、細胞分裂のたびに短くなること。
- わかりやすく: テロメアは、よく「靴紐の先端のプラスチック(アグレット)」に例えられます。あのアグレットが靴紐の先端をほつれから守るように、テロメアは染色体の末端を保護しています。細胞が分裂するたびに、このテロメアは(設計上)少しずつ短くなっていきます。そして、一定の短さ(限界)に達すると、それ以上分裂すると染色体(設計図)本体が危険にさらされるため、細胞は分裂を永久に停止します(これが次に述べる「細胞老化」の一因となります)。
3. エピジェネティックな変化 (Epigenetic alterations)
- 概要: DNAの設計図(塩基配列)は変わらないが、その「使い方」の制御が乱れること。
- 詳しく: 身体のすべての細胞(皮膚、神経、筋肉など)は同じDNAの設計図を持っています。違いは、その設計図の「どのページを読み、どのページを閉じておくか」という「使い方(遺伝子のオン/オフ)」にあります。この制御システムをエピジェネティクス(DNAへの化学的な「付箋」や「ハイライト」のようなもの)と呼びます。加齢により、この「付箋」が剥がれたり、間違った場所についたりして制御パターンが混乱し、本来オフであるべき遺伝子がオンになったり、必要な遺伝子がオフになったりします。
4. プロテオスタシスの喪失 (Loss of proteostasis)
- 概要: タンパク質の「品質管理システム」が破綻すること。
- わかりやすく: 「プロテオスタシス」とは「タンパク質(Protein)の恒常性(Homeostasis)」を意味する造語です。細胞という工場では、日々、新しい製品(タンパク質)が作られ、正しく折り畳まれ(成形)、機能しています。そして不要になったり不良品が出たりすると、分解・除去されます。この一連の「品質管理(QC)」と「廃棄物処理」のシステムがプロテオスタシスです。加齢によりこのシステムが機能不全に陥ると、不良品(異常タンパク質)が工場内に蓄積し、細胞機能が障害されます。アルツハイマー病などに見られるアミロイドβの蓄積も、この一例と考えられています。
5. 栄養感知の調節不全 (Deregulated nutrient-sensing)
- 概要: 細胞が「栄養が十分にある」と誤解し続け、修復モードに切り替われないこと。
- 詳しく: 細胞には、周囲の栄養状態を感知するセンサー(インスリン/IGF-1経路やmTOR経路など)があります。栄養が豊富な時、細胞は「成長・増殖」モードになります。逆に、栄養が乏しい時(例えば適度な空腹時)は、「省エネ・修復」モード(後述のオートファジーなど)に切り替わります。加齢や飽食のライフスタイルにより、このセンサーが常に「栄養過多」シグナルを出し続けると、細胞は修復を怠り、老化が促進されると考えられています。
6. ミトコンドリア機能不全 (Mitochondrial dysfunction)
- 概要: 細胞の「エネルギー工場」であるミトコンドリアの質と機能が低下すること。
- わかりやすく: ミトコンドリアは、私たちが呼吸で得た酸素と食事で得た栄養素を使って、活動エネルギー(ATP)を生み出す「エネルギー工場」です。加齢に伴い、この工場の効率が低下すると、エネルギー産生が滞るだけでなく、プロセスの中で生じる有害な副産物(活性酸素、いわば「工場の排煙」)の量が増加します。これが細胞自身を傷つけ、さらなる機能低下を招く悪循環に陥ります。
7. 細胞老化 (Cellular senescence)
- 概要: 分裂を停止した「老化細胞」が蓄積し、周囲に悪影響を及ぼすこと。
- 詳しく: ゲノム不安定性やテロメア短縮などで深刻なダメージを受けた細胞は、がん化を防ぐための安全装置として、分裂を永久に停止します。これが「細胞老化」です。問題は、この老化細胞がただ「働かない」だけでなく、「SASP(サスプ)因子」と呼ばれる様々な炎症性物質などを周囲に撒き散らし始めることです。これにより、周囲の正常な細胞まで機能不全に陥らせたり、慢性的な炎症を引き起こしたりします(いわば「サビを撒き散らす古い機械」のような状態です)。
8. 幹細胞の枯渇 (Stem cell exhaustion)
- 概要: 組織を修復・再生するための「予備の細胞(幹細胞)」が尽きること。
- わかりやすく: 私たちの皮膚や血液、腸などの組織は、日々新しい細胞に入れ替わっています。その供給源となるのが「幹細胞」という「新しい細胞を生み出す能力」を持った特別な細胞です。加齢により、この幹細胞自体が老化したり、数が減少したりすると、組織の修復・再生能力が追いつかなくなります。これが、傷が治りにくくなったり、臓器の機能が低下したりする一因となります。
9. 細胞間コミュニケーションの変化 (Altered intercellular communication)
- 概要: 細胞同士の情報伝達が混乱し、特に「炎症シグナル」が増加すること。
- 詳しく: 私たちの身体は、約37兆個とも言われる細胞が、ホルモンや神経伝達物質、サイトカインといった情報伝達物質を使って精緻に連携し合うことで成り立っています。加齢により、このコミュニケーションシステムが乱れ、特に炎症を引き起こすシグナル(炎症性サイトカイン)が過剰になる傾向があります。これが次に述べる「慢性炎症」の背景となります。
3つの「新たな特徴」(2023年版で追加)
2013年版では他の特徴の一部として議論されていましたが、この10年の研究でその重要性が極めて高まり、独立したHallmarkとして「格上げ」された3つの特徴です。
10. マクロオートファジーの機能不全 (Disabled macroautophagy)
- 概要: 細胞内の「大規模リサイクルシステム」が機能しなくなること。
- 詳しく: オートファジー(自食作用)は、細胞内の古くなった部品(ミトコンドリアなど)や不要なタンパク質の塊を分解し、再利用可能な資源(アミノ酸など)にリサイクルする、細胞にとって不可欠な「お掃除&リサイクル」システムです。これは「プロテオスタシス」とも密接に関連しますが、オートファジーはより大規模な構造物(細胞小器官など)を丸ごと処理できる点で区別されます。加齢によりこの機能が低下すると、細胞内に有害なゴミが溜まり、機能不全に陥ります。
11. 慢性炎症 (Chronic inflammation)
- 概要: 明確な原因がないにもかかわらず、微弱な炎症が全身でくすぶり続けること。
- わかりやすく: 炎症は本来、怪我や感染から身体を守るための重要な「火事の警報・消火システム」です。しかし、加齢に伴い、老化細胞(SASP因子)の蓄積や、後述の腸内環境の悪化などにより、明確な「火元」がないのに警報が鳴り続け、常に「小さな火事」が全身でくすぶっているような状態になります。これが「慢性炎症」です。この微弱な炎症が、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー病など、多くの加齢関連疾患の共通基盤であると考えられています。
12. ディスバイオシス (Dysbiosis)
- 概要: 腸内細菌など、体内に共生する微生物のバランスが崩れること。
- 詳しく: 私たちの腸内には数百兆個もの微生物(腸内マイクロバイオーム)が共生しており、消化吸収の補助だけでなく、免疫機能の調節や、さらには脳の機能にまで影響を与えていることが分かってきました。加齢や食生活の乱れにより、この微生物生態系のバランスが崩れ、多様性が失われたり、望ましくない菌(いわゆる悪玉菌)が増えたりする状態を「ディスバイオシス」と呼びます。これが腸のバリア機能の低下を招き、有害物質が体内に漏れ出すことで「慢性炎症」を引き起こす一因とも考えられています。
注:この12項目は研究フレームワークとして提案されており、すべてが確定した“真理”ではなく、進行中の議論・改訂対象であることには注意が必要です。
「Hallmarks of Aging」を知ることの意味:負の連鎖と介入点
この12の特徴を知ることは、単なる「知識」として知っておくだけではもったいない、と私は思います。これは、私たち自身が「加齢」という非常に複雑な課題に戦略的に立ち向かうための、いわば「全体マップ」を手に入れることなんですね。
ここで最も強調したいのは、これら12の特徴がバラバラに存在するのではなく、互いに複雑に絡み合い、「負の連鎖」を形成しているという点です。
この相互作用の理解こそが、介入点を考える上で非常に重要になります。López-Otín教授ら自身も、2023年の論文でこれらの特徴間の広範なクロストーク(相互会話)の存在を強調しています (López-Otín et al. 2023)。
例えば、教科書的な例ですが、以下のような典型的な「老化の悪循環(vicious cycle)」を考えてみましょう。
- まず、ゲノム不安定性(設計図の傷)が蓄積します。
- DNA修復が追いつかなくなると、細胞はがん化を防ぐために細胞老化(分裂停止)という安全装置を発動します。
- ところが、この老化細胞(いわば「サビを撒きちらす機械」)が、SASP因子という炎症物質を放出し始め、慢性炎症(くすぶる小さな火事)を引き起こします。メイヨークリニックのKirklandらが指摘するように、このSASPが加齢関連疾患の重要なドライバーの一つと考えられています (Kirkland and Tchkonia 2017)。
- この慢性炎症(特に炎症性サイトカイン)は、細胞のエネルギー工場であるミトコンドリア機能不全をさらに悪化させます。
- しかも悪いことに、その機能不全に陥ったミトコンドリアを掃除してくれるはずのオートファジー(リサイクルシステム)自体も、加齢によって低下している…。
このように、一つの不具合が次の不具合を呼び、システム全体がドミノ倒しのように機能不全に陥っていく。これが「老化」の解像度の高い姿だと、私は理解しています。

さて、この複雑な「負の連鎖」を前にして、私たちはどこから手をつければよいのでしょうか。
これほど複雑に絡み合ったシステムを相手にするとき、たった一つのHallmark(例えば「テロメア」だけ)をターゲットにしたアプローチは、限定的な効果しか生まないかもしれない、ということが想像できるのではないでしょうか。
むしろ、なぜ「バランスの取れた食事」「定期的な運動」「質の高い睡眠」「ストレス管理」といった、ある意味「古くから言われている」基本的な生活習慣が、これほどまでに重要視され続けるのでしょうか。
それは、これらの生活習慣が、特定のHallmark一つだけを狙うのではなく、これら12のHallmarkの「複数」に対して同時に、穏やかに、かつ好影響を与えることができる、最も強力で持続可能な「システム介入」戦略だからだと考えられます。
たとえば、適度なカロリー制限(腹八分目)や特定の運動様式が、「栄養感知」の経路(インスリン/IGF-1経路やmTOR経路)を正常化し、それによって「オートファジー」を活性化させ、「ミトコンドリア」の品質管理を向上させる可能性は、FontanaとPartridgeによる2015年のレビュー論文など、多くの基礎研究で示唆されています (Fontana and Partridge 2015)。
また、質の高い睡眠が、「プロテオスタシス」の維持(特に脳内のアミロイドβのクリアランスを担うグリンパティックシステム)や「慢性炎症」の鎮静化に不可欠であることも、近年強く認識されています。例えば、Hablitzらによる2019年の研究では、睡眠が脳の老廃物排出システム(グリンパティック流動)のサーカディアン制御に関わることが示されています (Hablitz et al. 2019)。

このように、一つの生活習慣が、複数のHallmarkに良い影響を与える「ポジティブな連鎖」を生み出す可能性があるのです。
まとめ:科学で「加齢」をマネジメントする時代へ
Carlos López-Otín教授らが提示した12の「Hallmarks of Aging」 (López-Otín et al. 2023) は、加齢を「不可避な衰え」から「介入可能な生物学的プロセス」へと捉え直すための、現時点で最も信頼できる科学的な羅針盤です。
もちろん、すべての謎が解明されたわけではなく、今この瞬間も研究は猛スピードで進行中です。しかし、私たちが「加齢」というシステムに賢く介入し、健康寿命を最大化するための道筋は、かつてないほど明確になりつつあります。
本シリーズ「The Aging Choice」では、今後これらの12の特徴それぞれに焦点を当て、最新の科学的知見に基づき、私たちが日々の生活でどのような「選択 (Choice)」ができるのかを、具体的に深掘りしていきます。
まずは、この「12のマップ」を眺めながら、ご自身の現在の生活習慣——食事、運動、睡眠、日々のストレス——が、このうちのどの部分に、どのように影響を与えているかを想像することから始めてみてはいかがでしょうか。
参考文献
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